日頃から社会福祉法人健周福祉会の事業運営につきまして、皆様からご理解、ご支援をいただき誠にありがとう
ございます。
さて、令和3年6月18日に開催されました社会福祉法人健周福祉会令和3年度第2回理事会におきまして理事
長に就任いたしました。
今も、なお続いているコロナ禍において、また、我が国における社会福祉が大きな変革期を迎えている中で、改
めてその重責に身の引き締まる思いでございます。
現在、社会福祉法人は、その在り方について、地域における公益的な取り組み、ガバナンスの強化、経営の透明
性向上など様々な議論がなされています。これに加え、少子超高齢社会、人口減少、単身・核家族の増加、老老
介護など社会構造の変化により、社会福祉法人に対する改革は、これまで以上に高度化、複雑化してきており、
その対応を求められています。これは、これからの地域社会に対する社会福祉法人の役割、責務が問われている
と同時に地域共生社会の一助となるよう期待されているものと感じております。
これらを踏まえ、中期経営計画(令和2年度~令和4年度)を策定し、その達成に向け役職員一体となって取り
組んでおります。新型コロナウイルスの影響により、当法人の事業運営にも大きな影響を及ぼしておりますが、
入所者、ご利用者、職員の健康と安全確保を最優先に感染防止の取り組みを行いながら事業運営を図ってまいり
ます。
今後も、皆様のニーズに応え、最適なサービスを提供できるよう努めるとともに、何より地域に根差した施設で
ありたいと思っています。
当法人の基本理念を念頭に置き、その使命を果たすべく誠心誠意努めてまいりますので、今後も皆様から、更な
るご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
社会福祉法人健周福祉会
理事長 片柳 憲雄